このところの急激な寒さで体のあちこちが凝っているチリメンジャコです。こんにちいは。
対訳付きの原書本に目から鱗ですっかりはまってしまった私ですが、
そのきっかけは実はスペイン語のこの本、
でした。
ひととおりスペイン語の文法を見た(つもり。ちゃんと覚えてはいない)あとで、
何かスペイン語で本を読んでみたいと思っているときに書店でみつけたこの本。
パラパラと見て自分でも気楽に読めそうな雰囲気だったので購入しました。
「やさしく読めるスペイン語の昔話」とはどんな本?
スペインと中南米諸国に伝わる昔話が9編、神話や伝説が10編の計19編が入っています。
左側にスペイン語、右側に日本語対訳、ページ下部には語注がついています。
大きさは普通の文庫本サイズで、気楽にカバンに入れられます。
値段も¥1000(税別)とお手軽です。
話の内容ですが、個人的には前半の昔話より、後半の神話や伝説の方が興味深かったです。
昔話編は世界中の他の地域でも似たような話があるので、それほど珍しい話はないですが、
伝説編はイベリア半島にイスラム国家があった頃の歴史など、スペイン独自の文化にかかわる話があり、興味深かったです。
一番記憶に残っているのは中南米に伝わる「帽子男の涙」でした。
帽子男という妖精に魅入られた女の子の話で、自分的には結末が腑に落ちないんですが、
これはラテンの人の情熱的な感覚なんだろうと思う事にしました。。。
どのくらいの日数&エネルギーで読んだか
これは個人差があると思いますが、
初級文法が大体分かるくらいの自分で
1~2日で1話のペースで約1ヶ月で一通り読み終わりました。
一話が3ページくらいの分量なので短い時間しかなくても飽きずに読みきれます。
辞書は全く使わずに、語注と対訳から分からない単語やセンテンスを類推して読みました。
というか、それでも十分読めます。
初心者がスペイン語の長い文章を読むとっかかりとしては、
ストレス少なく読めるので、オススメです。
一通り読み終わった後、もう一度読んでみる
知らない単語やイディオムが何箇所もたくさん出ていたけれど、
1回では覚えられないので、また再度最初から読んでいます。
寝る前に1話音読で、今3回目くらいですが、
ちょっと文章に慣れてきたかな…
こんなやり方でも単語は覚えられますね。
(進度は遅いけど)
また、単語や文法など不明な箇所を辞書などで確認していないので、
ちゃんと精読もしたいです。
まとめ
あまり机にしがみついて勉強する時間も気力もないわたくし、チリメンジャコですが、
楽しみながらスペイン語に慣れていければいいなと思っています。
こういった本は、私のようなずぼらさんでもストレスなく始められるのがうれしい。
要は続けることと慣れることなんだから、自分のペースでやればいいかなと思っています。