スペイン語キーボードの導入&練習を始めて2ヶ月。
打ち間違いで予期せぬ文字を入力することもしばしばなんですが、その中で一番見慣れなかったのが「º」。
最初のうち「何だこれ」と思ってましたが、これって「序数標識」なんですね。
ということで、今日は序数標識と序数について整理してみたいと思います。
序数
序数とは・・・要するに「第○番目」「第△回」など、物事の順番を表します。
スペイン語の序数をおさらい
一般的に1~10までは序数(numerales ordinales)が使われますが、11以降は基数(numerales cardinales)を使います。
なので、基本的に次の10個を覚えればOK!
基数(numerales cardinales) | 序数(numerales ordinales) | |
uno | 1 | primero |
dos | 2 | segundo |
tres | 3 | tercero |
cuatro | 4 | cuarto |
cinco | 5 | quinto |
seis | 6 | sexto |
siete | 7 | séptimo |
ocho | 8 | octavo |
nueve | 9 | noveno |
diez | 10 | décimo |
本当は11以降も11番目ならundécimo、20番目ならvigésimoなどあるようですが、あまり使われないようなので覚えません・・・
女性形と男性形注意点
序数は形容詞的に働くので、修飾する名詞の性と数に一致させないといけません。
primero → la página primera(第1ページ)
los primeros trabajos(最初のいくつかの仕事)
また、男性形も1と3は名詞の前に来るときは「o」はとります。
tercero → El tercer hombre(第3の男)
序数標識の入力の仕方
スペイン語のキーボードに切り替えて、
スペイン語キーボード配列
対応する日本語キーボード配列
º:「半角/全角」キー
ª:「半角/全角」キー + 「Shiftキー」
を打てばよいだけです。
序数標識を使うその他のケース
quintoなら「5º」、quintaなら「5ª」と打てばよいんですが、そのほかにも「º」「ª」を使う場合として、
número(番号)→ n.º
paseo(通り)→ P.º
artículo(項目)→ art.º
compañía(会社)→ c.ª
directora(女性の部長、など「~長」) → Dir.ª
profesora(女性の先生、教授) → Prof.ª
・・・・などなど、いろんな略語に使うときがあるので、覚えておいてソンはないと思います。
おわりに
スペイン語キーボードを導入して、見知らぬ記号に出逢い、今日は序数を復習しました。
ついでに、「Prof.ª」などEメールを書くときに使うことがある(かも)な略語も知りました。
キーボードからも文化を感じますね。