スペイン語の電子書籍を読んでみよう! スマホアプリ『 Libro Movil』 を試してみた。

スペイン語の電子書籍を読んでみよう! スマホアプリ『 Libro Movil』 を試してみた。

当たり前の話ですが、スペイン語の書籍ってそこらの普通の本屋さんには置いてないですよね…
でも電子書籍なら、運がよければ無料で手に入れることもできる、便利な世の中になりました。
電子書籍といえばKindleやiBooksもありますが、
今回はスペイン語の本だけを扱うスマホアプリをご紹介します。

アプリの特徴

ダウンロードした本は「本棚」で一覧表示されるなど、使い勝手は基本的にiBooksと似ています。

私の本棚
私の本棚
  • Storeは本がジャンル分けされており、売れ筋の本なども分かる
  • 文字サイズ変更が可能
  • 画面の背景色変更が可能
  • しおり機能付き

といったところはiBooksと同じです。

iBooksと違うのは、音声付きの本が簡単に聞けて、なおかつ音声のスピードを早くしたり遅くしたりできるところです。

アプリと本の値段

気になる料金ですが、
アプリのダウンロードは無料ですが、
本は基本全て有料(本のみだと¥100~、音声付きなどは¥200~など)です。
最近は円安だからか、本の値段がちょっと上がってきています。(数ヶ月前は¥85~でした)

20130814-230515

無料本もたま~にありますが、めったに見かけません。

たまたま私がダウンロードしたときは、Herman Melvilleの「Moby Dick-Parte 1」が無料(Gratis)でした。(今は分かりません)
「Moby Dick-Parte 1」はテキスト+音声の構成です。

気になる点

音声

聞けないわけではないですが、「非常にクリア」とは言いがたいです。
物語の進行に合わせてBGMが流れたりしているところは本格的なのかもしれませんが…

音声速度を変えたところ、超低速だと音がくぐもってしまいますが、そこまで低速にしなければ目立って音質が劣化することはなかったです。
ちなみに音声にあわせて自動的にページはめくられませんので、ボーっとしていると、音声がどのページまで進んだのか分からなくなります。

音声速度を変えれます!
音声速度を変えれます!

本の種類

冊数は結構多いです。
ジャンルもフィクション、児童文学からホラー、歴史、哲学、テクノロジーやビジネス書など幅広くカバーされています。
ジャンルによって書籍数にバラつきはあります。
また、シャーロックホームズやカフカなど、原作がスペイン語以外の本もたくさんあります。

iPhone内蔵辞書

iPhone内臓辞書は使えません。残念ながら。

まとめ

全体的な感想としては、無料本がなかなか見つからないので、ダウンロード直後にこのアプリの使い勝手をすぐに試せないところがマイナス1点。
もうちょっと無料本があってもいいのに…ちょっとケチだな、なんて少し思ったりします。
でも、このアプリはスペイン語専用なので、iBooksでスペイン語の本を探すより楽!です。

本の値段もまぁ手ごろなので、興味がある方はぜひ試してみてください。


Libros y Audiolibros en Español – Libro Movil

Android版もあります。
Libros y Audiolibros – Español


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