昔、パソコンのフランス語キーボードを設定したのに、対応キーがよく分からず挫折した経験を持つチリメンです。
先日スペイン語キーボードの設定を完了し、キー配置も覚えたので、フランス語のキーボードにも再び挑戦してみようと思い立ち、小一時間ほど奮闘したのですが、やっぱり挫折しました。。。
最終的に、自分としては「フランス語の入力も、スペイン語キーボードを使う」のが一番よさそうだという結果に落ち着きました。
フランス語、設定したはいいものの・・・
フランス語のキーボード設定は簡単です。
以前書いたスペイン語キーボードの追加の手順で、「フランス語」を選ぶだけ。ものの3分です。
でも、その後のキー配置の確認が大変でした。
とりあえず、今使っている日本語キーボードと配置が同じ「QWERTY」配列となる、「カナダ」を使ってみたのですが、「カナダ フランス語」も「Legacy」も「マルチリンガル標準」も、「Shift」キーや「Alt」を何回も押しているうちに配列が途中でおかしくなってしまい、混乱の渦に巻き込まれてしまいました。。。
スペイン語(スペイン)のキーボード配列ならある程度フランス語に代用できる
「スペイン語(スペイン)」のキーボードだと、近隣のヨーロッパ諸国(フランス)で使う文字もある程度使えるようになっているようです。
(チリなどの南米諸国のだと「ç」がない模様)
フランス語特有の文字には以下があります。
ただ、「スペイン語(スペイン)」のキーボードには合字の「œ」はないようです。でも、フランス語キーボードに設定しても上手く打てなかったので、こればっかりはあきらめる事にしました。。。
入力のしかた
以下Windows7、お使いのPCによってはキーの位置が違うかもしれません。その場合はスクリーンキーボードなどを参考にしてみてください。
アクサン テギュ(accent aigu) :é
「é」はスペイン語にもあるので楽勝です。
éは「け」の後に「e」のキーを押す。
Éは「け」の後に「Shiftキー」+「e」のキーを押す。
スペイン語キーボード
対応する日本語キーボード
トレマ(tréma):ë, ï, ü
この記号もスペイン語にもあるので楽勝です。
ちなみにスペイン語ではこの「¨」は「crema」とか「diéresis」(分音符)と呼ばれてます。
ëは「Shiftキー」+「け」、その後「e」のキーを押す。
Ëは「Shiftキー」+「け」、その後「Shiftキー」+「e」のキー
スペイン語キーボード
対応する日本語キーボード
ï,ü,Ï,Üも同様にすれば打てます。
アクサン テギュと同じキー「け」を使いますが、「Shift」を押すのを忘れずに!
アクサン グラーヴ(accent grave):è, à, ù
èは「@」の後に「e」のキーを押す
Èは「@」の後に「Shiftキー」+「e」のキーを押す
スペイン語キーボード
対応する日本語キーボード
à,ù,À,Ùも同様にすれば打てます。
アクサン シルコンフレクス(accent circonflexe):â, ê, î, ô, û
âは「Shiftキー」+「@」の後に「a」のキーを押す
Âは「Shiftキー」+「@」の後に「Shiftキー」+「a」のキーを押す
スペイン語キーボード
対応する日本語キーボード
ê,î,ô,û,Ê,Î,Ô,Ûも同様にすれば打てます。
アクサン グラーヴと同じキー「@」を使いますが、「Shift」を押すのを忘れずに!
セディーユ(cédille):ç
çは「む」、
Çは「Shiftキー」+「む」
スペイン語キーボード
対応する日本語キーボード
まとめ
アクサン テギュ(´)とトレマ(¨)は「け」のキーを直前に打つ。
アクサン グラーヴ(`)とアクサン シルコンフレクス(^)は「@」を直前に打つ。
両者とも、「Shiftキー」を一緒に打つかどうかで切り替わります。
また、セディーユ(ç)は専用キー「む」が割り当てられており、「ñ」「´」「ç」はこの順でキーボードに並んでいます。
結構簡単に覚えられそうです!