ちょっとしつこいくらい続いているこの不規則動詞を時制横並びで覚えるシリーズ、まだまだたくさんいろいろありますが、このへんでいったん終わろうと思います。
が、その前に、もう少し、見ておきたかった動詞があります。「ver」「oír」「saber」です。
どれも個性的な特徴があるので、覚えやすいような、覚えにくいような。とりあえず見てみます。
「ver」(見る)
久々に出ました、線過去が不規則な動詞!
実は線過去が不規則な動詞って、1回目にやった「ser」「ir」、そしてこの「ver」の3つだけなんだそうです。
- 直説法現在
- 接続法現在
- 直説法点過去
- 直接法線過去
1人称単数の「veo」と、2人称複数のアクセント符号ナシを忘れなければいいかな・・・
1人称単数「veo」の「ve」に規則的な活用語尾がついてます。まいど!
活用語尾は規則的ですが、1人称単数、3人称単数のアクセントは不要。
語幹が「ve」になるだけ。活用語尾は規則的です。
「oír」(聞く)
ほぼほぼ規則的なんだけど、綴りがくせもの!
- 直説法現在
- 接続法現在
- 直説法点過去
- 接続法過去
母音と母音に挟まった「i」が「y」になっている・・・
直説法現在1人称単数「oigo」の「oig」が語幹。語尾は規則活用。
3人称のつづりが「y」になるのと、3人称複数以外のアクセント記号に注意!
点過去に引きづられて語幹が「oye」。オイエ!
「saber」(知る)
「b」をひっくり返したら、「p」で覚えたい!
- 直説法現在
- 接続法現在
- 直説法点過去
- 接続法過去
- 直説法過去未来/未来
1人称単数「sé」のみ不規則。
どこからでてきたのか、「p」の文字が。「sep」が語幹。
今度は「sup」が語幹。
点過去に引きづられて「supie」が語幹。
どちらの時制も「sabr」が語幹。
要するに点過去と接続法は「p」に注意!
さいごに
実は、全ての時制が不規則な動詞って、ないんですよね。かなり不規則な動詞でも、必ず1つの時制は規則的に活用しているみたいです。
それでも不規則動詞ってめんどくさいし結構たくさんあって大変。
今回いろいろ活用を見直してみて、ちょっと雰囲気は分かったけど、これをマスターするのはまだまだ先だなぁ。。。
ぼちぼちがんばります。