前回のSoda Stereoにつづいて、ソロアルバムも聴いていこうと思います。
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グスタボ・セラティのソロアルバム(スタジオアルバムのみ)
ソロ名義は全部で5枚。これまた1枚として同じようなアルバムがない(二番煎じなし)のが凄い。
Amor Amarillo(1993)
ソロ1stアルバム。10曲。約55分。
Soda StereoのZeta Bosio(セタ・ボシオ)も参加しており、この時点ではまだ本格的にソロをやろうと思って作ったわけではないらしい。
奥さんでモデルのセシリア・アメナーバルも歌を披露しています。
(第1子ベニートの妊娠中ぽい)
パパになると子煩悩になりそうなビデオクリップ。
Bocanada(1999)
ソロ2ndアルバム。15曲。約70分。
Soda解散後、本格的にソロ活動を始めてのアルバム。
中南米の曲を下敷きにした曲が多いロックアルバムで、1曲目の「Tabú」に始まり、もの凄い意気込みを感じる。
サンプリングしてる曲も多く、「Tabú」はThe Spencer Davis Groupの「Waltz For Lumuba」が使われてます。
(YouTubeリンク)
確かに出だしは同じだけど、全然曲の雰囲気は違いますね~
Siempre Es Hoy(2002)
ソロ3rdアルバム。17曲。約70分。
前作とはまた違って、エレクトロ的な要素やダンス的要素が満載で、音的に洗練された印象があります。
前年にソロ1stで参加してた奥さんと離婚したことが影響しているのか、終わっちゃった関係を歌ってる「Karaoke」が印象的。
Ahí vamos(2006)
ソロ4thアルバム。13曲。約55分。
これまた180度転換、今度はモノスゴイ骨太ロックアルバム。
のっけからベースの低音がガツンと。。そして最後まで。
「Lago en el Cielo」、いい曲ですが、脳梗塞で倒れる前、最後に歌ったのがこの歌だと知ると、複雑な思い。
Fuerza natural(2009)
ソロ5thアルバム。13曲。約55分。
遺作となってしまったアルバムです。前作ほど骨太ではないものの、心地いいロックアルバム。
カントリー風の曲アリ、オルタナ的な曲アリ、バラードあり・・・
息子のベニートと一緒に作詞した曲「Rapto」。
このビデオクリップの話の続き?前?「Déjà vu」
このビデオクリップのストーリの続きどうなるのか、ちょっと気になる。。。
その他
Tráeme la Noche(1998)
Outlandos D’Americas: A Rock En Espanol Tribute To The Police
The Policeから影響を受けていたグスタボ・セラティが、そのポリスのギター、アンディ・サマーズとポリスの曲「Bring on the night」をスペイン語の歌詞で編曲したのが「Tráeme la Noche」。
物憂げな雰囲気の曲でかっこいいんですが、元の曲がこんな曲だった(YouTubeリンク)のかとビックリ。
Colores Santos(1992)
Soda Stereoでも曲を提供していた、ダニエル・メレロ(Daniel Melero)との共作アルバム。
このアルバムも聴きはじめると止まらないです。
まとめ
ソロになってからも創作意欲ますます高まっていたのがわかるだけに、早過ぎる死が悼まれるグスタボ・セラティ。
生きていたらどんな作品が出来てたのだろうと思うと本当に残念です。
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